- 低学年の塾に効果があるか不安に思っている人
- 小学3年生が日能研でどんな勉強をするか知りたい人
- 日能研がどうだったか生の声を聞きたい人
中学受験にチャレンジしようと考えている皆さん!
塾はいつから行かせますか?
低学年から塾に行く子もいますね。
はたして行く意味はあるのでしょうか?
- お金かかる割に意味ないんじゃない?
- 小さいのにわざわざ行かせて…いったい何を勉強するの?
- 行かなきゃダメ?落ちこぼれちゃう!?
不安ですよね。
我が家は小3で日能研に通い始めました。
結論、行かせてとても良かったです。
勉強の大切さと楽しさが分かったからです。
- 低学年で塾に行く意味とは?
- 小3日能研っていったい何を勉強するの?
- 実体験から感じたメリット・デメリット
低学年からの塾通いを考えている皆様へ、この記事が一つの判断材料になれば幸いです。
低学年から塾に行くべき?検討理由と塾の方針を確認しよう!
なぜ低学年から塾に通いたいのか。
塾に通えば目的が果たされるのか。
確認してから塾に通うか決定しましょう!
我が家が塾に行った理由

小3から塾に行くの?コスパ悪くない?



行かせたい理由がちゃんとあるんだ!
理由1:競い合える仲間を増やすため
田舎の公立小学校に通うはじめちゃん。
周りに中学受験を考えているお友達がほぼいません。
競い合う仲間、励まし合う仲間が早めに必要だと考えました。
理由2:ペースをつかみ、勉強習慣をつけるため
6年生まで塾に行く予定です。
3年生から通うことであらかじめペースが掴めます。
理由3:勉強を楽しめるようになるため
塾は学校とは異なる勉強をします。
日能研では小学3年生は勉強の楽しさを感じる授業を心がけているそうです。
勉強は一生続けるもの。
楽しいと思えることはとても大事ですよね。
小3日能研が考える低学年の塾のメリット


日能研の保護者会資料に、低学年から塾に行くメリットが書かれていました。
メリット1:楽しく学べるので、学習習慣を身につけやすい
先生や友達といっしょに考えていく授業スタイルです。
楽しく学べるし、勉強に自信が持てるようになります。
授業・テストの受け方や勉強の仕方が低学年から身につくことがアドバンテージです。
宿題もちょうどよい量なので家庭学習の習慣もバッチリ付きます。
メリット2:思考力・読解力・記述力を身につけやすい
早くから思考の習慣を身につけることで、高学年になってからの成績の伸びが良くなります。
幅広い問題への対応力を養うことができるからです。
低学年から長文を読むことで、苦手意識が減ります。
記述や考え方を肯定されることで記述の自信がつきます。
メリット3:合格率が圧倒的に高い
3年生からすでに入試問題とのつながりがある内容を学び始めます。
そのため、難関校への合格率も非常に良いです。
日能研学習プログラムを何度も繰り返します。
なので低学年から学んでいる子は成績が安定しやすいです。
塾に行きたい理由 × メリット = 行く価値があると判断
我が家の行きたい理由と、日能研が謳うメリットを掛け合わせてみました。
結論、行く価値がある!と判断しました。
- 塾にいかせたい理由を書き出す
- 塾の方針を確認する
後悔しないよう、理由と方針は必ず確認しておきましょう!



我が家が塾通いしたい理由と合っているね!



合格率が高いかはまだわからないけどね!
小3日能研での学習内容


小3の日能研の授業は、予科教室といいます。
週に2コマの授業です。
算数と国語で1コマずつで、1コマは70分です。
予科教室のパンフレットに書かれた狙いをまとめます。
- 学ぶのは楽しいということ
- 本質と向き合うのは面白いということ
- 自信を持つこと
- 集団で学ぶこと



つまり、「勉強は楽しい!」ということを学ぶんだね!
算数の予科教室の狙い
身近にある数や形を題材として、考えることの楽しさを学びます。
数ではおつりの計算など、形では折り紙・さいころ・積み木などが題材です。
想像力を使う題材も扱っていきます。
- 思考力をつけること
- 学習習慣をつけること
- 計算を正確にすること





数列に2進数!?
こんな難しいことやってるの!?



それ自体を勉強しているんじゃないよ。
考え方を学んで、思考力を育ててるんだよ。
テキストでは身近にある数や形を題材としたものがたくさん出てきます。
算数のテキストと思えないくらい、文章や絵が多くなっています。
考えることの楽しさを重要視した内容です。
発展的な内容もありますが、先取り目的ではありません。



成績に直結しないんじゃない?



確かに学校のテストでは出ないだろうね。
でも今は思考力が試される時代!
小さい頃から考えるクセをつけておかなきゃ!



それに、きちんと計算問題もやるよ!


基本的な計算問題も宿題で出ます。
一日一問やるように言われていました。
目的は2つです。
学習習慣をつけることと、計算を正確にするためです。
量は少ないのでこれだけやってればOK!というわけにはいきません。
我が家も計算力を上げるために市販のテキストを組み合わせています。
宿題は量こそ少ないですが、宿題をやり切る大切さを知るにはいいことです。
計算問題も疎かにしない、というメッセージを感じます。



実際の授業はどうだった?



みんなと意見を言い合えるのが楽しかったよ!
あと、考える力がついた気がする!
国語の予科教室の狙い
身近なものをテーマに、言葉を使って学び進む準備をします。
自ら考えて読むこと、自ら考えて書くことを重要視しています。
- 長文問題で読解力をつける
- 記述問題で記述力をつける
- 漢字は先取りする





文章、すっごく長い!



小3から長文を読む練習をするんだね。
受験国語の長文化が進んでいるからかな。
最近の試験は、50分で10,000文字を超えることも多いです。
早めに長文問題に取り掛かって読解力対策をしています。





あなたならどうしますか?というような、答えがたくさんある問題が多いね!



自分の考えを文章化できる、記述力を大切にしているんだね。
国語の学びのテーマとして、自分の言葉の使い方をみつめることが謳われています。
相手に伝えるための語彙を自分なりに使えるようにすることも狙いの一つです。



これまた成績UPには時間がかかりそう…



時間をかけてゆっくり育むべきことだからだよ。
それに、実践的な漢字の勉強もきちんとするよ!


漢字についてはしっかり先取りです。
毎週漢字テストがあります。
小学6年生までの漢字が範囲です。



実際の授業はどうだった?



国語もすっごく楽しい!
意見を自由に書けるから嬉しいんだ!
1年間通った結果とメリット・デメリット
結論!行ってよかった!
結論、行ってよかったです。
低学年から塾に行かないと落ちこぼれてしまうのか?
その問いへの答えはNO!です。
ぶっちゃけ、それが心配なだけなら行かなくても問題ありません。
しかし、勉強への向き合い方を学べることが非常に良いです。



勉強ってめっちゃ面白い!
考えを自分の言葉で伝えるのって楽しい!
息子は1年間でこう感じたようです。
それだけでも行った意味がありました。
メリット
- 答えを出すだけが勉強ではないことに気づいた
- 競い合える仲間ができた
- 勉強が楽しいと思えるようになった
- 塾に行くペースを掴んだ



一番良かったのは、答えを出すだけが勉強じゃないって気づけたことかな。



答えにたどり着くまでの考え方が大事なんだよね!
学校では答えが合っているかどうかで評価されます。
しかし日能研は、算数なら考え方の経緯、国語なら自由回答に評価をしてくれます。
答えや考え方が複数あるものに向き合うことで、思考力、記述力、読解力が身につきます。
丁寧に解答を見てくれることで、自己肯定感も高まります。



自分の考えを書いて、点数をくれたら嬉しい!



よく読んでくれてるよねぇ。
仲間づくり、ペース作り、勉強の楽しさも狙い通り、バッチリ満足です。



学校以外の友達ができたよ!
勉強も楽しいし、塾に行くのが楽しみ!



塾に慣れて親としても一安心!
勉強習慣もついたね。
デメリット
- 成績UPに即効性はない
- 成績表に一喜一憂しがち
- お金がかかる
- 習い事と天秤にかける必要あり
勉強の楽しさや本質の大切さを学ぶのが目的です。



成績がグングン伸びてる!
うちのコ天才!



みたいな実感はありません
成績が可視化されるので、一喜一憂しがちなのも注意ポイント。
成績を責めて勉強嫌いになったり、褒めすぎてプレッシャーをかけたりするのが問題です。
冷静に勉強を楽しむ姿を見守るのが大切です。



お金は結構かかる!
週に2コマの授業で、月額は11,440円。
テキスト代、テスト代、期間講習代などを入れると馬鹿にならない金額です。



我が家にはきつい出費!
習い事との両立ができるかも重要ポイントです。
我が家は土曜日に授業を入れたことで、習い事を辞めることになりました。
子どもとしっかり対話をして何を優先するか決める必要があります。
まとめ
低学年から塾に通うかは大きな悩みです。
我が家は小学3年生から日能研に行っています。
結論、非常に満足しています。
低学年の塾通いのメリットは、「勉強は楽しい」が体感できることです。
日能研では、考える力や読解力、記述力を育む授業となっています。
息子も「みんなで意見を言い合うのが楽しい」と笑顔を見せています。
塾のペースに慣れることで、勉強習慣も身につきました。
デメリットは、成績に直結しない遠回りな学習であることです。
費用や習い事との両立も課題となります。
しかし、学ぶこと自体を楽しむことを早くから育む意義は大きいです。
この記事が判断材料になり、低学年の塾通いの悩みが減れば嬉しいです。