中学受験で身も心も振り回されてクタクタ。
いったい、何のためにやっているんだろう…
中学受験の伴走で、足が止まってしまう瞬間はないですか?
そんなときは、なぜ中学受験にチャレンジするのかを考え直すことで、やるべきことが見えてくるかもしれません。
私も、中学受験の伴走でストレスが溜まる日々を過ごしている親の一人です。
かあちゃんなぜ中学受験させてるんだろう…?
自分の人生を振り返って、理由を確かめると気持ちが軽くなりました。
機能不全家族で育ち、勉強することで家から脱出した私。
後がなくなり、挑戦することが怖くなっていった自分。
「勉強」と「挑戦」が、私の人生の原動力でした。
今回は、私が中学受験でなぜ「勉強」と「挑戦」の大事さを伝えたいと思ったのか、体験談を語らせていただきます。
しんどくなったときは、「なぜ中学受験を選んだのか」に立ち返ると、自分の軸がハッキリして迷いが減ることもあります。
私の体験談が「自分も原点を振り返ってみようかな」そう思うきっかけになれば嬉しいです。
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あらすじ|【実体験】私、家族を捨てるために勉強をしていました


ここからは、勉強と安全地帯について、私の実体験を話します。
心理学では、 子どもが安心して挑戦するための拠点を「安全基地」と呼びます。
私はこれを、「家庭という安全地帯」だと捉えています。
このお話のポイントをまとめます。
私の体験談のポイント
- 中学受験にチャレンジしてほしい理由をはっきりさせておくと不安が減る
- 子どものころに安全地帯がないと、挑戦できない大人になることがある
- 勉強には未来を切り開く力がある
中学受験で「学歴より大切にしたいこと」は勉強の楽しさと挑戦する力
毎日イライラしてしんどかった私。
ある日、なんで子どもに中学受験させたかったんだろう…と考えました。
中学受験にチャレンジしてほしい理由
- 道を切り開く術である「勉強」を好きになってほしい
- いろんなことに「挑戦」できるようになってほしい



そうだ、私は学歴よりそっちを大事にしたいんだった!
そう考えると少しイライラが減り、不安に思うことが少なくなりました。
安全地帯の確保|勉強と挑戦のためには「安心できる家庭」が必要
「勉強」と「挑戦」を大事にしたいのはなぜだろう?
自分を深掘りしていくと、思い当たることがありました。



私、家から脱出するために勉強してたから……
後がなくなって、挑戦から逃げるようになったんだよね。
自分の人生を助けてくれた「勉強」
自分の人生でできなかった「挑戦」
2つが揃えば、きっともっと良い人生だった。
だから息子にそれを願っている。
気持ちがどこからやってきているのかがわかり、迷いなく中学受験に挑める気がしました。
また、勉強ができても、安定した家庭がないと子どもに足かせをつけかねない。
安心できる家庭を保つための努力をしようと決めました。
目標|安心できる家庭を保ち「勉強」「挑戦」の楽しさを伝える
私は、中学受験に伴走するために目標を決めました。
中学受験で私が大切にしたいこと
安心できる家庭を保ち、「勉強」「挑戦」の楽しさを伝える。
そう決めた私ですが、やはり中学受験に伴走して、イライラすることが日常茶飯事…



よし!また勉強を始めるぞ!
私は、どうすればストレスを溜めずに伴走できるのか勉強してみることにしました。
勉強はいつでも私の道を切り開いてきたからです。
このブログで、勉強の成果をお伝えし続けたいと思っています。
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詳細版|【実体験】私、家族を捨てるために勉強をしていました。
次からはこの話を詳しく自分語りさせていただきます。
個人的な体験談になってしまいますが、読んでくださると嬉しいです。
疑問|伴走でイライラが止まらない…どうして中学受験しているんだろう?


どうして中学受験にチャレンジしてほしいんだろう?
毎日しんどい。イライラする。不安が尽きない。
成績を見ては落ち込み、周りの子と比べてしまう。
中学受験に伴走していると、何度もイライラしたり不安になったりします。
「私は、なぜ息子に中学受験をさせたいんだろう?」
あるとき、ふと立ち止まって考えました。
私だけでなく、今まさに中学受験に向き合っている親御さんにも、きっと同じように考えたことがあると思います。
目的|偏差値や合格より価値があるもの。勉強と挑戦の楽しさを息子に伝えたい


ゆっくり考えてみると、私が息子に中学受験をさせたい理由は、「学歴のため」ではないことに気が付きました。
勉強することの楽しさ
何かに挑戦することの楽しさ
それを願う気持ちが強いです。
──なぜ、そんなふうに思うのか。
それには、私自身の人生が深く関係しています。
過去|機能不全家族のアダルトチャイルドとして育ち、「安全地帯」がなかった


小中学生の頃、私の家庭は崩壊していました。
父は親戚の借金を背負い、家には取り立ての電話が鳴り続けていました。
母は少しずつ酒に溺れていきました。
夜中に母に起こされ、泣きながら父の悪口を聞かされる日々。
私は「明るくて、いい子」を演じていました。
学校での不安も、いじめも、家のことも、誰にも言えなかった。
今思えば、機能不全家族で育ったアダルトチャイルドの典型だったと思います。
崩壊|子どもは家庭から逃げられない


そんな状態が5年ほど続き、ようやく両親は離婚することになりました。
でも、そこで終わりではありませんでした。
母は私にこう言いました。
「あなたが父をかばうから、離婚できなかった」
──私のせいで、苦しんでいたの?
「どっちについていくか選びなさい」
──私、そんなの選べないよ。
私はただ、壊れないように必死でした。
勉強|家族から逃げるための勉強


離婚後の母との生活は、静かで、そして哀しいものでした。
私は心の中で決めました。
「絶対に、この家から出ていく」
そんなとき、祖父に言われました。
「難関大学に受かれば、一人暮らしを許す」
その言葉に、私はすがりました。
勉強だけが、唯一の逃げ道だったのです。
脱出|成功しても、心は空っぽだった


中学時代はストレスで成績がガタガタでした。
でも高校でがむしゃらに頑張り、難関大学に合格しました。
合格判定A評価の中から難関と言える大学を選ぶ、ランクを下げた受験。
それは挑戦とは程遠い受験でした。
一人暮らしを始め、自由を手に入れた──
はずでした。
でも、燃え尽きてしまったのです。
大学には、夢を持ち、目標を語り、自由に挑戦している人がたくさんいました。
私は勉強はできる。
でも、自信がない。
挑戦が怖い。
愛されて育った人たちが、まぶしくて仕方ありませんでした。
絶望|安全地帯がない勉強の行き着く先


それでも勉強だけは続け、優秀な成績で卒業し、一部上場企業に就職しました。
でも、社会性が育っていなかった私は、パワハラや人間関係に耐えられず、退職しました。
その間に、母はアルコール中毒で亡くなりました。
私は「自分が母を見捨てたからだ」と、自分を責め続けました。
同時に、どこかでホッとしている自分にも気づいてしまった。
その事実に、私は絶望しました。
安定|中学受験の成功に不可欠な「安全地帯」。安心して失敗できる場所の重要性


それでも今、私は家庭を持つことができました。
母を見捨てたくせに、幸せになっていいのか。
────その葛藤は、今も消えていません。
でも、はっきり分かることがあります。
安全地帯があるだけで、人はこんなにも安定する。
安心して帰れる場所がある。
感情を受け止めてもらえる場所がある。
失敗しても、否定されない場所がある。
それだけで、人は変われるのです。
だから私は、息子にこう誓うことにしました。
勉強の楽しさを伝えること
家庭の安心を壊さないこと
安心できる家庭があるからこそ、人は思いきり挑戦できます。
それは、難関中学に合格することよりも、ずっと大切なことだと思っています。
不安|気持ちが揺らぐ中学受験の伴走


正直に言えば、私も毎日不安と焦りでいっぱいです。
思うような成績を取ってこない。
周りの子と比べてしまう。
不安でいっぱいになって、ついイライラしてしまう。
気づけば、自分の手で「安全地帯」を壊してしまいそうになる。
でも、それでは中学受験そのものが、無意味になってしまいます。
希望|安全地帯を作るための勉強


中学受験は、親に求められることも本当に多いです。
心配と不安でいっぱいの中で、家庭を明るく保つのは、簡単なことではありません。
「安全地帯がなかった私には、無理なんじゃないか」
そう思うこともあります。
それでも私は、また勉強することにしました。
本を読んだり、心理カウンセラーに相談したり、少しずつですが、学び直しています。
「こう考えたら、少し楽になった」
「この方法なら、怒らずにすんだ」
そんな方法が見つかれば、これからも少しずつ、発信していきたいと思っています。
成長|合格より大切にしたいこと


中学受験は、人生のゴールではありません。
安全地帯があるから、挑戦できる。
安心できる家庭があるから、伸びていける。
私は、自分の人生でそれを学びました。
これからも、イライラして自己嫌悪に陥ったり、不安でいっぱいになったりすることがあるだろうけど。
そのたびごとに学んだり、挑戦したりして、家族みんなで成長していこう。
最後には笑顔で「中学受験をしてよかったね」と言い合えるような経験をすることが、今の私の目標です。
さいごに|勉強と挑戦の土台に「安全地帯」が必要


中学受験の伴走でしんどいときは「なぜ中学受験をしているのか」という自分の軸をハッキリさせるとモヤモヤが軽くなることがあります。
私は、自分の人生を振り返ることで、受験で大切にしたいことが見えてきました。
中学受験で私が大切にしたいこと
安心できる家庭を保ち、「勉強」「挑戦」の楽しさを伝える。
一番大切にしたいことは学歴や偏差値ではなく、「勉強は楽しい」という気持ちと「挑戦できる力」。
そのために、安心できる家庭を作ること。
安全地帯があるからこそ子どもは挑戦できるし、失敗しても戻れる場所があることで次に向かうことができる。
自分にできることがハッキリしたことで気持ちが楽になりました。
中学受験の伴走をしていると、思い通りにならないことで気持ちが振り回されます。
そのたびに、「なぜ中学受験を選んだのか」を思い出しながら、家族で少しずつ成長していけたらと考えています。



最後には「中学受験をしてよかった」って笑い合いたいね!
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