- 子供の成績が悪いのは私のせい?とモヤモヤ
- 親戚からの「合格するよね?」という無言のプレッシャー
- 夫との教育方針のズレで、家の中がいつもピリピリ…
中学受験の伴走はしんどいことばかり…
しんどい原因は何だろう?考えたことはありますか?
とうちゃん原因なんてどうでもいいよ。
しんどいのは当たり前!
親は耐えるのみ!
いえいえ!その考えは危険です!
だってしんどさの原因は「あなた」ではなく「システム」にあるんだから。
抱え込んじゃうと倒れちゃいます。



しんどい原因を知れば、耐えるだけの毎日から抜け出せる!
私自身「このままじゃ完走できない!なんかヒントないの?」と、100冊読破を目指してがむしゃらに読み漁り中。
今回はその中から「親子で受験を乗り切るための本」計31冊から得た知見をぎゅっと詰め込んだ、「中学受験がしんどい原因」を紹介します。
しんどい原因はコレ!
自分ではどうにもならないこと仕組みに、心が振り回されるから
しんどい原因から見えてきた「気持ちをリセットする3つの言葉」「前に進むための5つの方法」についてもまとめました。



原因を知って、心を整えよう!


参考にした本リスト(敬称略)
- 追い詰める親 あなたのためはのろいの言葉 / おおたとしまさ
- お母さんで決まる中学受験成功の秘訣 / 武田真一
- 親も子も幸せになれる はじめての中学受験 / 小川大介
- ガミガミ母さん、ダメダメ父さんから抜け出す68の方法 / おおたとしまさ
- ケアする人も楽になる認知行動療法入門 / 伊藤絵美
- 子育ては心理学でラクになる / メンタリストDAIGO
- 子どもの体験学びと格差 負の連鎖を断ち切るために / おおたとしまさ
- 子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの / おおたとしまさ
- 子どもを壊さない中学受験 / ボーク重子
- 精神科医が教える親を憎むのをやめる方法 / 益田裕介
- 超中学受験 / おおたとしまさ
- 中学受験という選択 / おおたとしまさ
- 中学受験に合格する子の学んだら忘れない勉強ルーティーン 子供のために親ができる受験サポートとは? / 浜学園 副理事長 橋本憲一
- 中学受験の常識ウソ?ホント? / 西村則康
- 中学受験は親が9割 令和最新版 / 西村則康
- 中学受験必笑法 / おおたとしまさ
- 中学受験親のかかわり方大全 / 松島伸浩
- 中学受験をして本当に良かったのか?10年後に後悔しない親の心得 / 小山美香
- 中受離婚 夫婦を襲う中学受験クライシス / おおたとしまさ
- 受験うつ / 吉田たかよし
- 受験で勝てる子の育て方 中学受験成功への鍵は親メンタル / 西村則康
- 受験生を持つ母親のメンタル整理術 / 早瀬律子
- はじめてのストレス心理学 / 永岑光恵
- 母たちの中学受験 / おおたとしまさ
- ママのアンガーマネジメント8つのマジック/一般社団法人日本アンガーマネジメント協会 (監修)
- 中学受験生を見守る最強メンタル / おおたとしまさ
- 間違いだらけの中学受験 / おおたとしまさ
- もし中学受験で心が折れそうになったら / おおたとしまさ
- なぜ中学受験をするのか / おおたとしまさ
- 勇者たちの中学受験 / おおたとしまさ
- 子供の「最高」を引き出すルール 中学受験の親たちへ / 安浪京子、おおたとしまさ
中学受験がしんどい5つの原因|辛くても仕方ない構造になっている


31冊の本を分析し見えてきた共通点から、中学受験のしんどい仕組みと理由をまとめました。
そもそも中学受験は仕組み的にしんどいので、我慢だけでは乗り切れなくて当たり前なんです。
しんどい理由を知って対策しましょう。



しんどい理由を放置するのは、雨の中で傘をささずに『なぜ濡れるの?』と悩むのと同じ。
まず自分に傘をさしてあげよう!
中学受験のしんどい仕組み


- 競争を強いられる
-
「人より1点でも上」を取らないといけないから、常に気が許せない。
- 合格しないと無意味という価値観
-
第一志望合格以外は失敗だと思ってしまう。
- 不安のビジネス化
-
受験産業の煽りや課金ゲーム化によって、不安で冷静さがなくなる。
- 密室での比較と孤立
-
親子だけの閉ざされた世界ではSNSばかりが気になり、「うまくいっていないのは我が家だけ」と感じてしまう。
こんな仕組みなんだから、しんどくって当たり前!
親が実際感じる中学受験がしんどい理由を5つピックアップします。
しんどい理由5選
不安に振り回されるから
子どもへの愛情や責任感が過剰なプレッシャーになって、感情が抑えられなくなることが原因の一つです。



偏差値が下がったり、ケアレスミスが多かったりすると、この子の人生大丈夫?って不安になっちゃう…



何度も同じ間違いをする子どもを、つい叱っちゃう…
例えば…
- 少しの失敗でも「子どもの人生が終わる!」と不安になる
- 怒鳴った自分を「親失格だ」と責めて落ち込む
- 「教育」として、罵倒や過干渉といった形で子供に不安をぶつけてしまう
大切なのは「子どものことを大切に思っているからこそ、不安に思っているのだな」と自分の感情を責めずに認めること。
その後に少しずつ今の自分にできることを選び直していくと、気持ちが楽になります。
親の代理戦争になってしまいがちだから
子どもの成績を親の評価と捉えてしまうと、自分を責めやすくなってしまいます。



子供の成績が悪いと、自分もダメな親だと思っちゃう



自分の出来なかったことを子供にやってほしいと望んじゃう
例えば…
- 子どもを親の成果物だと思ってしまう
- 親の学歴コンプレックスを子供で晴らそうとする
- あなたのためといいながら自分が安心したいだけ
「子どもと自分は別の人間である」。
子どもを別の存在だと尊重することで、気持ちが落ち着きます。
視野が狭くなるから
受験産業が不安を煽ってくることで、「合格しないと意味がない」と視野が狭くなってしまうこともあります。



「みんな」これくらいやっているのに、なぜウチの子は…



合格できないとすべてが無駄になるって思っちゃう。
例えば…
- 「合格」だけを求めて、子供の成長や個性を無視して追い詰めてしまう
- ビジネスのために受験産業が親の不安を煽り、課金ゲームに巻き込まれる
- 密室(家庭)でSNSの情報に踊らされ、自分たちだけ取り残された感覚になりやすい。
信頼できる情報を選び、自分らしい受験を心がけると気持ちが振り回されにくくなります。
家庭がギスギスするから
中学受験で夫婦間の価値観の違いがあらわになったり、役割分担がうまくいかなかったりすることで、家庭が戦場になってしまうこともあります。



今まで無関心だったのに、志望校のことになると急に口を出してきた!



落ちても公立があるのに、なんでそんなに必死なんだろう?
例えば…
- 夫婦で受験に対する熱量や方針が合わず、対立や喧嘩が耐えない
- 非協力的なパートナーが結果だけを見て怒鳴ったり、非効率な指導をしたりする
- 成績が悪いことをパートナーのせいにしてなじる
夫婦間で価値観のすり合わせをするのが大切ですが、同じにする必要はありません。
「そういう考え方もあるのか」とお互いの視点を持っておくだけでも家庭は穏やかになります。



夫婦で中受アカやってて仲良し夫婦と思われがちな我が家でも、考えのベクトルは違います…



かあちゃんは成長重視(理想主義)ぎみ、僕は成果重視 (現実主義)ぎみ。
モヤモヤするときもあるけど、夫婦の違いは子育ての奥行きになるよ。
キャパオーバーだから
情報が多すぎたり、マルチタスクを強いられる状況に置かれたりすることで、親の精神的・物理的キャパシティが超えてしまいます。



結局、先取り学習はするべき?ダメ?いろんな情報があってパニック!



仕事に家事に伴走に…いっぱいやることがあってしんどい!
例えば…
- 情報や選択肢が多すぎて何が正しいかわからず不安
- 仕事・家事・育児のマルチタスクで余裕がなく、予定外のことが起きると子供に当たってしまう
- 将来への不安から少しでも有利になろうと情報を詰め込みすぎてしまう
「やらないこと」を決めることで、キャパオーバーによる焦りから離れることができます。
気持ちをリセットする3つの「ない」|しんどいときの合言葉


しんどい理由を分析して、気持ちをリセットする3つの合言葉を見つけました。
それは3つの「ない」です。
3つのない
しんどいのは中学受験のシステムや、自分のフィルターが原因です。
辛いときは3つの「ない」を心のなかで唱えて、気持ちをリセットしましょう!
私も実際やっています。結果、落ち着けて息子によい働きかけができました!
自分のせいじゃない|自分を責める気持ちから距離を置く



しんどいのは自分のせいじゃない!
「自分のせいじゃない」は、自分を責める気持ちから距離を置く言葉です。
責任逃れのためではなく、自分を責めないために唱えます。
どういうときに使う言葉?
- 成績が上がらない…「私の伴走がダメなの?」と落ち込むとき
-
原因 不安に振り回されている
愛情があるからこそ、不安に煽られて冷静な判断ができなくなっているだけ!
自分のスキル不足ではありません。 - 「よそは良いのに、うちはダメだ」と比較してしまうとき
-
原因 視野が狭くなっている
密室(家庭)でSNSの情報だけに踊らされ、周りが見えなくなっているだけ!
家庭の価値は偏差値では決まりません。 - 「怒鳴ってしまった…親失格だ」と責めるとき
-
原因 キャパオーバー
仕事・家事・育児・伴走のマルチタスクで、心も体も限界を超えているのでは。
落ち着いて自分の置かれた状況を振り返りましょう。
まじめなお母さん(お父さん)ほど、「自分のせいだ」と思いがち。
思い切って「自分のせいじゃない」と口に出してみると、気持ちがリセットできます。
わが子のせいじゃない|不安のフィルターがあることに気づく



わが子のせいじゃない!
不安になるのは本当にわが子のせいでしょうか。
実際に不安を感じているのは自分自身ですよね…
自分の中に不安のフィルターがあるから、本来のわが子の姿が見えにくくなっているのかもしれません。
「わが子のせいじゃない」と唱えると、フィルターのせいでイライラしているのでは?と気づけます。
どういうときに使う言葉?
- 「何度言っても同じ間違いをする」とイラ立つとき
-
原因 競争を強いられる
常に「人より1点でも上」を求められる過酷なレースの中で親子ともども焦っているのかも。
イラ立っても間違いは減らないので、一呼吸置いて何が原因なのかを探しましょう。 - 「やる気がない、ダラダラしている」と見えるとき
-
原因 不安に振り回される
親が「このままじゃ合格できない!」と不安になると、子どもの少しの休息がサボりに見えてしまいます。
親の不安フィルターが、子どもをやる気がないように見せているだけかもしれません。 - 「なんでも反抗してくる…」と悲しくなるとき
-
原因 親の代理戦争
もしかしたら自分の焦りや期待が伝わりすぎて、子どもに負担になっているのかも。
自分の不安をぶつけてないか立ち止まって考えることも大切です。
子どもの態度に反射的にイラッとすること、本当に多いですよね…
イライラをぶつけても後悔するだけかも。
「もしかしたら子どものせいじゃないのでは?」と考えて、冷静さを取り戻しましょう。
自分だけじゃない|しんどい構造に気づく



自分だけじゃない!
家庭(密室)でSNSを見ていると自分たちだけが置いてけぼりだと思いがち。
でもキラキラしている情報ばかり目についているだけかも。
気持ちが乱されたときは「自分だけじゃない」と唱えて冷静になりましょう。
どういうときに使う言葉?
- SNSでの成功報告を見て落ち込んでしまう
-
原因 密室での比較と孤独
Xで成功例ばかり目に飛び込んできて辛い・・・
でも冷静に考えれば、成功例と同じくらい人には言えない悩みもあると気づくはず。
画面の向こうでは同じようにつらい思いをしている親がたくさんいます。 - パートナーと意見が合わず、一人で戦っている気がする
-
原因 家庭のギスギス
中学受験では、夫婦間の価値観の違いがあぶりだされます。
大事な子どもの将来にかかわるのだから、親ごとに違いがあって当然。
どこの家庭にもある「中学受験あるある」なので、ドンと構えましょう。 - 受験をやろうかやめようか、ぐるぐる迷っている
-
原因 不安のビジネス化
撤退が頭によぎったとき、今までかけたお金のことが気にかかってしまう…
その不安が商業的に利用され、冷静になれないのは自分だけじゃありません。
子どもとって何がベストかを素直に考えられるよう、気持ちをリセットしましょう。
「自分だけじゃない」では何も解決しないじゃないか。
そう思ってしまうかもしれませんが、自分が冷静になるために必要な言葉です。
自分だけじゃないと思うと、第三者の目で自分を見ることができます。
前に進むためにできること5選|中学受験の伴走がラクになる


3つの合言葉で気持ちのリセットができたら、いよいよ前に進みます。
いずれも私が実際試して効果のあったものです。
SNSから離れる → タスクと焦りを減らす
XのようなSNSはずっと見てしまうけど、思い切ってやめてみるのも手です。
情報量が多すぎるし、他人の成功例を見ると焦るし、逆でもその場しのぎの安心なだけだし…
かえって伴走のジャマをしているかも!



私はスマホのスクリーンタイムで時間制限をかけているよ!
見る時間を減らすのもアリ!
中学受験する理由をはっきりさせる → 子の評価≠親の評価にする
自分と子どもの評価がごっちゃになってしまうときは、「なぜ中学受験を始めたんだろう?」と振り返るのがオススメです。
「わが子の将来のため」という本来の目的を思い出すことで、自分と子どもを切り離して考えられます。
私の場合「勉強を好きになってほしい」「挑戦できる子になってほしい」が目的でした。
私が子供に中学受験をしてほしい理由はこちら!


「自分軸」を大事にする → 視野を広く持つ
自分の価値観で判断ができる「自分軸」を持つと、視野が広がります。
自分軸があると「合格しないと意味がない」という狭い視野から「子供の成長を評価する」という広い視野にシフトできるのです。
私は中学受験の体験談を分析することで、「自分軸」を持った家庭が本当の意味で受験を成功させていることに気づきました。
「自分軸を持ち過程を重視する」山登りのような受験を私は理想にしています。
偏差値の呪縛から自分を解き放つ『山登り受験』についてはこちら


自分の思考のクセを知る → 不安のフィルターを外す
不安のフィルターを外すには、自分がどういう思考のクセがあるのかを知ることがポイントです。
自分の思考のクセを知ると、好ましい行動が取れるようになります。
心のクセを知るために心理療法でよく用いられているのは「認知行動療法」で、私もスマホのアプリで実践しています。



私は「人は(自分は)こうあるべき」という考えが強くてしんどいんだ!って分かったよ!
認知行動療法がスマホでできるアプリAwarefyについての記事はこちら


第三者に意見をもらう → 家庭を穏やかに保つ
家庭がギスギスするときは、家族以外の人に話を聞いてもらうと突破口が見えることがあります。
夫婦の意見の違いも、第三者を交えて話すと客観的に状況が把握できます。
第三者は他の家族、友人、塾の先生など、いざというときに頼る人を頭に思い浮かべておくことが大切。
身近な人には相談しづらい…というときは、オンラインカウンセリングや電話相談もあります。
\ 登録無料!1分100円〜気軽にお悩み相談 /
/深夜でもOK!番号を知られずに電話できる\
まとめ|中学受験必勝ステップ:しんどい原因を知る→冷静になる→前に進む


親にとって中学受験がしんどいのは、仕組み上で当たり前のこと。
不安に振り回されたり、自分を子供に投影していたり…
しんどい原因を客観的に知ることで対策が取れるようになります。
モヤモヤしたら、まず3つの「ない」を唱えて落ち着きましょう。
- 自分のせいじゃない
- わが子のせいじゃない
- 自分だけじゃない
この言葉で、気持ちがリセットされます。
あとは肩の力を抜いて中学受験と付き合っていくだけ。
気負わずに伴走できるよう、自分の人生を振り返ったり、他の人の意見を聞いたりすることもオススメです。
しんどさの正体を知ることで、前に進めむことができます。
今回の記事が、みなさまの楽しい中学受験ライフの助けになればうれしいです。




